2013年10月22日火曜日

夢に出て来た温泉街

お久しぶりです、hima://です。色んな事がありましたし、色んな事がある様子なのですが、たまにはどうでもいい話を書いてみようと思います。

私は、眠りが非常に浅いので、よく眠れる薬を飲まないと大概に鮮明な夢を見るのですが、1ヶ月ほど経ってもよく覚えている夢がひとつ。不思議な温泉街のお話。
そこは有名な温泉街という設定なのですが、自然が多い訳でもなく、周囲のアスファルトに伸びる2本の車線は夕方の帰宅ラッシュのようで、ヘッドライトに照らされていました。私たち(何故か複数でしたが誰と行ったのかはわかりません)は予約した旅館に着いたのですが、その外観はまさしくホームセンター。○○温泉旅館という緑と赤のネオンにガラス張りで平坦な壁、外には広い駐車場。だだっ広い玄関に、天井は吹き抜け。地方の電気屋やホームセンターを知ってる人なら多分わかると思います。整然と並んだ緑のスリッパに、はっぴ姿の従業員。
客室(和室でした)には備え付けの露天風呂があると聞いていたのですが、タオルを巻いて外へ出てみると、そこは枯れ葉やゴミが散乱し、完全に枯れた温泉でした。そしてそこは地下0.5階であり、外から丸見えだったのです。その瞬間、私は口の中がジャリ、とするような感覚に襲われました。しかしながら、一応湯船に浸かる真似をしてみて、それはもうこの世の終わりのような気分でした。営業している温泉がこんなに廃退している部屋を抱えているというのは、恐怖です。
従業員の異様な明るさ、エントランスの青白い蛍光灯が更に違和感を際立たせます。とんでもないところに来てしまった。
その後一応気を取り直して大きな中のお風呂に向かったのですが、わざとらしい南国の植物を見て「やばい」と感じて旅館を浴衣と裸足で抜け出して終わりです。

私が見る夢は何パターンかあって、追いかけられる・逃げる夢、遅刻する夢(これが本当につらい。一度夢と全く同じことを現実でやらかした時は本当にパニックになった)が殆どですが、それに混じって静岡県旧清水市の三保のホテルに似た場所が何度か出てきます。かれこれ15年前くらいに泊まっただけの記憶なのですが、その頃の”怖くはないけど何か感じる違和感”がこびりついているのです。
当時4、5歳の弟と、10歳の私がやっと立って居れるほどの温水プールに入りました。私が10歳なので1999年ぐらいでしょうか。室内ですが、南国風の植物が所狭しと植えられており、まさしくバブルの名残というか、残りカスの漂う、セピアというかグレーな場所でした。そこで弟が溺れて私が助けたのを覚えています。細い、用水路のような所は完全に足がつかず、必死に泳いで隣接するプールへ行った記憶。
今調べてもそのプールの痕跡がどこにもないです。サイトからも削除されているようで、2005年くらいの知恵袋などに"改装中"として名前が出る程度です。
あの言い表せない空気を探す為に、帰省しては三保へ行くのかもしれません。
機会があれば、あのホテルに泊まってみたいなあ。

そういえば、80年代ブームみたいなものが、まあありますが、一言言っておきたい。
私はバブルではなく、バブル崩壊が好きです。バブルは1986年から1991年の事を指しますが、私はあくまでも1993年が好きでしょうがないのです。(80後半から92も好きだけども!それは後付けかなと思う)
色んなルーツが私にはありますが、1969年と同じくらい1993年が重要で。それはどっちかというと、こういった悪夢めいたものに近いんだけども。
ギターを持ってから(60-70のロックを聞き始めてから)創作を始めましたが、それ以前は、その当時の音楽か、安く買える90年代のアルバムを買ってました。
音楽の存在って、でっかいなー。でっかすぎて、腹たってくるよ。
以上、色々スランプ中の人の戯れ言でした。